家づくりブログ|ストーリー形式で家づくりについて詳しくなりましょう

ストーリー形式で家づくりについてご紹介していきます。家づくりについて学びたい人は読んでみましょう。

織田家の細密マイホーム計画09

コンクリート住宅を建ててみた織田家様、一郎様、奥様の典子様、ご長女のゆかり様、長男の優太様、生活はますます活気を帯びてきました。

コンクリート住宅として生活管理をしてみて、気を付けなければならなかったのは。結露の問題程度でした。

換気システムに気を配ってやれば、解決できる問題でした。

 

税の問題でも、変化がありました。

① 家としての資産価値が高くなるのはコンクリート住宅の宿命であり、固定資産税では高くなっていきます、しかし、一郎様はそれをメリットと捉えておられました。

② 新築と同時に加入する火災保険は、通常の3割以下とかなり優遇された結果だけを一郎さんは喜んでおられました。

 

職場での一郎さんは相変わらずです、ともだちは多いほうではありません、しかし、数人程度の心おきない友人からの仕事上のサポートは強く信頼のおけるところがありました。

上司からもそのことで昇進していく第一候補として名前も挙がり、チェックを秘かに受けていました。

…八方美人でなく、信頼のおける人物、確実に人の信頼を獲得する人物…

 

新築の話を聞いた、新婚生活の後輩はある日曜日織田邸を訪れました。

そのとき、一郎様は、後輩の友人に、マイホーム計画の進める意味や注意点について飾らず話しました。

最近では、インターネットなどでの情報の獲得が比較的簡単で、施工主が一概に過多な情報を無差別に吸収して、家を建てる場合の参考にするのはいいけれど、やはり整理されてこそ初めて情報は生きてくるものだと。

営業マンと共に家を作っていくとき、情報として希望を専門的に出していくよりは、素朴に、こんな感じの家がいいと抽象的に伝えたとしても想いが伝わるものだと…

 

一郎さんは、営業との打ち合わせの最終段階で、家族のだんらんを大切にしたい家が欲しい、月並みなこういった希望を伝えたそうです。

その要望が、最終的に一番色濃く反映されたと、ほころぶ顔は、後輩の友達もずっと頭から離れなかったそうです…