家づくりブログ|ストーリー形式で家づくりについて詳しくなりましょう

ストーリー形式で家づくりについてご紹介していきます。家づくりについて学びたい人は読んでみましょう。

織田家の細密マイホーム計画07

織田家の建築依頼メーカーは建築家と工務店の掛け合わせでコーディネートして行うというより、一般の都市型住宅コンクリート住宅メーカーのシステムに乗って行くこととしました。

織田家の選んだハウスメーカーはコンクリート住宅の一見無機的になりがちな建築スタイルに、極力、ホワイトやカラフルな要素を取り入れた、外観や、内装の一部に自然素材の無垢材を多く取り入れていることで人気を得ている、大手の住宅メーカーでした。

 

担当の営業とのやり取りに注意した点がありました。

これは織田家のご主人一郎様が、様々なメディアや書籍などで、取得した情報から、肝心な項目として最重視していることが優先されていました。

 

第一に契約書面に関して、安易に目を通して捺印しないというところです。

 

① 耐久性等の補償項目は10年とされているのが通常ですが、その他の保障期間が1年とか2年とかなっている箇所は見落としがちです、そういったところも踏まえて、納得したうえで捺印すべきこと…

② 短い契約記載は建築主側にとって有利なところが多いと把握しておくことと、長い契約記載に際しては、じっくり目を通して、結局は長く続けていく建築計画ですし、建てた後のことをまず最優先して、すぐに契約条項に納得しないことも大切です。長すぎる書面に面倒くさくなってもういいと簡単に決めてしまいがちですが、営業担当の持参した契約書面には最低一日は間隔を空けて、しっかり目を通して、不明なところはしっかり質問して、納得が充分できてから捺印していくのが大切なことです。

 

契約書面ができている時点で、大手の住宅メーカーでは建物の間取り、付帯設備、その他の設備等の詳細が決定しています。

その辺りの記載書面の契約事項の詳細について理解する意味でも、付帯設備、カーテンクロスなどのメーカーのショウルームなどにも一度足を運んで、実際の展示されたサンプルや、実際使う予定の見本の一部などもしっかり見て、把握しておくことも大切です。