織田家の細密マイホーム計画06
織田家の建築計画は決まって行きました。
土地も購入して、あとは建築会社だけです。
決めていくべき要素、クチコミ、そんなものもどうかなとは思いました。
結局は、カッコよさも、大切な要素です。
どこの住宅メーカーも、いろいろなデザインでの住宅展示場、モデルハウス、広告など競って様々なメディアに掲載しています。
一概に、建てていく建築メーカーを決めると言って、1の住宅メーカーの自信としているデザイン性をAという人はかっこいいと言っても、Bという人にはかっこよくない、どちらかというとBさんは2という会社メーカーのデザインがいいと思う。
結局はそういうことだと思ってしまいます。
外観から得れるインスピレーション、それも大切な要素です。
自然界には、機能的で、効率のいいものほど、美しいデザインをもっているという概念が存在します。
例えば、外観デザインなんてどうでもいい、むしろ、家としての構造、機能重視を大切とした建物が望ましいといったコンセプトで運営していて、経営が上手くいかなかったという建築会社も世間に多く存在します。
見た目の華美さが無い=一般的なユーザーからの人気も得れなくなり受注件数も減って行く=会社の経営上の都合から建築素材の不備、構造上の手抜き工事も発生する、といった流れです。
建物の、構造上の特長、機能的特長も外観に大きく反映されているというのも行き着くべき考え方です。
結局見た目の華美さ、外観のモダンさに疎い建築メーカーは最終的に構造上でも適当な施工をしていく、そういう傾向はこういった業界全体にみられる大切なことです。
建物のモダンさ、見た目のカッコよさを追求していくには、とても大変な手間と、普段からのメーカーとしてのとてつもない努力が必要なことです。そういったシステムが確立できていてこそ構造上、機能的な性能の高さも兼ね備わっているそう考えるのが自然な考え方です。