家づくりブログ|ストーリー形式で家づくりについて詳しくなりましょう

ストーリー形式で家づくりについてご紹介していきます。家づくりについて学びたい人は読んでみましょう。

織田家の細密マイホーム計画02

ご主人、一郎様は公務員としては、会計関係の担当職として、公的機関の資金計画の責任を持って任されている仕事柄、何事も、完璧に、計画を勧めなければいけないと言った性質を強く持っていらっしゃいました。

そういった性格は、普段の服装、生活ぶり、家族との関係、友人との関係にも色濃く反映されていました。

 

住宅展示場の各ハウスメーカーの営業担当者もそういったご主人一郎様の性格をいろんなところから見抜けていたのか、非常に丁寧に、歓迎されて、詳細に渡ってマイホーム計画のスタートに於いて参考になるようにと、最高のベテランスタッフの説明と、手厚い歓迎を受けていらっしゃいました。

大手の住宅メーカーの方針として、住宅ローンなどや返済計画を卒なくこなしていけると言ったお客様は、最も歓迎されるべきお客様で、いろいろな面で、メーカーにとっては都合のいい要素として解釈する部分はありました。

 

住宅ローンの返済計画の詳細。

 

① 長期にわたって住宅ローンを払っていくことは通常のご家庭では当たり前のことです。

月々の返済額としてのシミレーションとして、総収入の25パーセント以内としたほうが無難なローン返済となってきます。

一般に住宅資金の2割~3割程度これまでの貯金で、自己資金として支払いに組み込めるのが安全で手堅い住宅ローンの返済計画のスタート時の条件となります。

② 火災保険に加入することは、住宅計画では加入が義務となります。これは、住宅の所有主がもしローン返済中に自宅を失った場合、新しい住宅を建てることができるようにとの購入者保護の視点からのものです。

しかも、火災保険の総額を一括で支払った場合、長期にわたる、住宅ローンに火災保険の一括支払いの資金を含めることも可能です。

 

こう言った説明を受けた、一郎様は納得した様子で、マイホーム計画が現実味を増してきたと上機嫌でした。

その日、まわられた住宅メーカーのモデルハウスは5箇所で、どれも、異なると言った意味で、代表的なそれぞれの、木造軸組工法、 軽量鉄骨住宅、 ユニット型住宅、木質パネル工法、 コンクリート住宅、 とまちまちでした。

 

これといった特別な趣味のない一郎さんですが、案外凝り性なところもあり、住宅の工法などについても事前にインターネットや書籍などで予備知識を持ったうえでの見学でした。